2008年5月26日 (月)

ご飯復権、食糧問題が現実化するのでしょうか。

25日の信毎を見ていましたら、お米の消費量が前年比1割り増しと言うニュース。今朝のヤフーニュースでは、世界中食糧不足で世界33ヶ国で米騒動が発生しており、フィリッピンでも政府の対応が間違うと暴動が発生しかねないとの事。

昨日は母と妻、私と3人で上村までお蕎麦を食べにいって帰りは、天龍村経由でかえって来ましたが、今朝この記事を書きながら思いますのは、こんなのんびりしていて良いのかなと言うことです。

一昨日、辰野に行ってきた折に、草が伸びてきた田んぼや畑を見ながら、この土地を将来食糧不足になった時役立てなくてはいけないが、どうやって使うか考えたのですが、その頃はガソリンは高騰し使えなくなっているでしょうし、肥料も高騰して自由に使うと言うこともできないし、堆肥がなくてはどうしようもないし、結局昔のように、牛や馬を飼い堆肥を作ったり、ガソリン使用の耕運機の変わりに、馬で田んぼや畑を耕して食物を作るしか方法がないなと言う結論に達したのですが、今まで農業をほとんどしなかった私ができるわけもないなあなどと考えたりして来たのですが、のんびり遊びに行くより、母が健在のうちにいろいろ教わっておかないといけないわけです。

そう言えば、近辺の農家では、畑の中で息子がお母さんから、果樹栽培の仕方を教わっている風景が時々見受けられます。ウーン考えてしまいます。

ヤフーニュース

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2007年7月12日 (木)

日米安全保障条約では、日本が侵攻された=アメリカ軍の自動的戦闘参加ではない

条約を見ますと、第5条で、もし日本が侵攻されたときアメリカも自動的に防衛してくれるかのように受け取られる記述がありますが(私もそう思ったのですが)たくさんの解説を見てみますと、太字下線の部分が曲者とのことです。「自国の憲法上の規定および手続きに従って」と言うことですから、アメリカ軍が動くためには、アメリカの憲法がどうなっているか知っておく必要があり、インターネットで調べたところ、アメリカ合衆国憲法では、海外のアメリカ軍の軍事基地および大使館等が侵攻された時は自衛行動を取っても良いが駐留国の防衛まで行う規定はないとのこと。アメリカ政府が日本を守るという決断をすれば、アメリカ軍が動いてくれることになるそうです。

アメリカ軍が日本を守ってくれるかについて、多くの人のご意見が、「守ってくれると思う」という希望的観測だったのはここにあったのだと思います。

ですから、アメリカ軍の基地ではない日本の領土が侵攻され多くの国民が死んだとしても、アメリカの施設、本土が攻撃の対象となる可能性がなければ動かないだろうと言うことです。下手に動けばアメリカ事態が紛争の当事者になってしまい、得することは何も無いからだそうです。

昨日のOKWave記事のNo.6で冷戦時、北海道がソ連によって占領された場合、アメリカに取り戻してほしいと要望したものの約束はしなかったとか、竹島問題でも動かなかったと言う事実からしてアメリカ軍が自動的に日本を守ってくれると考えるのは間違いのようです。

第5条
各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。

ウィキペディア解説ページ

OKWave記事のNo.6です。

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2007年7月 3日 (火)

日本の進路と憲法9条、経済同友会終身幹事・国際開発センター会長 品川正治氏を読んで

平和憲法と、戦争、日本の今後の経済について、日本経済の牽引的組織のひとつである、経済同友会終身幹事、品川正治氏の講演文が見つかり読んでみたところ、これはぜひ多くの皆様にご紹介したいと思いました。なるほどと思われましたら、ぜひ多くの知人の方々にメールや紙に印刷して教えてあげていただきたいと思います。

今自民党、公明党連立政権により憲法改正手続きが立法化され今度の参議院選挙は、年金問題と改憲への弾みをつけるか否かの重要な選挙で、改憲が日本国内のことばかりでなく世界的な問題であると説かれています。

主な項目
1、戦争を起こすのも人間ならばそれを止めることが出来るのも人間

2、9条2項は日本独特の理念

3、戦争の三つの特徴

4、「改革」政治の問題点について

5、改憲を阻止する国民の出番のとき

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2007年6月28日 (木)

厚労省今度は国保で失態、自衛隊コントロールは可能?

しかし毎日次々に問題が出てくるものですね。新聞に厚労省が10年以上国保交付金算定ミスに気がつかなかったという記事が出ていました。そろそろ天竜峡や南信州のご紹介に移ろうかと思っていた矢先ですが、荒廃してゆく農山村を復活させるには、自衛隊の有効化活用が不可欠と考えている私としては、政府がこんな状態で軍隊などを持ったとしたら、とてもではないですがコントロール不能に陥り、軍事上の機密と言うことで予算決算はすべて闇の中、今以上に農山村復活と言う私の願いは遠い遠い所に行ってしまうと思いますのでもう少し書かせていただきたいと思います。

6月13日のオートメレビュー社発行の『オートメレビュー』に総合研究所所長の白岩禮三氏の記事に、「利権と密着しやすい政権は古今東西を問わず絶えず軍需産業と結びついてきた。つまり、戦争によってぼろもうけする集団と、そこから甘い汁をたんまりと吸い続ける政治家達との腐れ縁は切っても切れない関係にある。戦争を完全に断ち切ることによって、初めて国民の生命と財産は守り抜かれる。』とありました。

政治と金の問題は、最近でもひっきりなしに出てくるのですが、いつも曖昧にされてしまいます。大きな工事では談合はつき物と言うのが当たり前のようになり私達の感覚は麻痺してしまったかのようです。先日こう言う問題に詳しい人に、どうして談合は無くならないのですかねえとお聞きしたら、『談合が発覚したら、3年は仕事を請けられないように法律を改正すれば良いだけのことだ。』とのこと。現在の法律では、罰金を払うだけだから、そのほうが儲かるのだと言うのです。そういうことは誰でもわかっているけれども政府与党は手を打とうとしない。

社会福祉の問題では、コムスンなどはダムや地下鉄の談合に比べればほんの僅かな不正請求で全面的に受け注できなくなってしまう。不正が良いという訳ではありませんが、あまりにも違います。

こんな状態で、全てが軍事機密の軍隊を持てば、それそこそ、暗黒の闇の中に国民は置かれて、遠い将来をにらんだ日本の国土保全、美しい日本、農山村対策などにはお金を回すと言うことなどどっかに行ってしまうと思います。皆様はいかがお考えでしょうか。

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2007年6月26日 (火)

児童虐待の次は高齢者虐待、久々に再開発途上の天竜峡を見る

07 世の中の矛盾は弱者にしわ寄せが行くというのは昔からのことですから、児童虐待があるなら高齢者虐待が気になりインターネットで探して見ました。

政府による統計資料は見つかりませんでしたが、多いという感じでした。高齢者の自殺が増えていると言う前のデータからも言えると思います。

たくさんのページを読んでいる中で、現役の女性看護師さんのブログがうーんという内容でしたのでご紹介します。

児童虐待より高齢者虐待は悲惨かもしれません。私達万人もいずれこう言う状態になるのは目に見えていますので皆でしっかりと考えておかないと子供たちに迷惑をかけることになりますし、歳を取るという事はだれにも避けることが出来ない問題ですので思想信条を越えて英知を出し合い対策していくことが大事だと思いました。

老人虐待について病院現場の看護師さんのブログ

久々に天竜峡を見てきました。写真の位置からは、以前はみやこグランドホテル、天竜川の向こうには、右手にしぶき荘、左手に天竜峡温泉ホテルがあり、大型バスでたくさんの観光客が訪れて賑わった所でしたが昨日行って見たらこの通り、再開発の真っ最中。何億円をかけての仕事のようですが、当ればいいのですが。

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2007年6月 5日 (火)

だました人が悪いのか、だまされた方が悪いのか

Photo_56 一昨日の青年の話では、今のような政権を選んできたのは国民だ。国民に責任が有るというのですが、戦後国民は働くだけに必死であり、国政のことはほとんど放送やマスコミの情報で判断するしかなかった。会社員なら会社の選挙方針に従わなければ冷や飯を食わされる。農山魚村なら地域のボスの意向に従わなければ村八分。けれども実際問題が起これば何とかしてくれた。まあ良いかという判断で今まで来たのだと思います。

ほとんど多くの国民は自分で情報を掴んで自分で判断できる状況ではなかった。今になれば、その結果として昨日のデータのように、世の中に失望した自殺者はグングン増え、食料事情もどうなるか判らないような事態になり、憲法もまたもと来た道に逆戻りしそうな勢い。

ちょっと気になったので犯罪件数はどうなっているかインターネットで調べてみたのですが、これもうなぎ上りに増えていて、社会が平和な安定していくという方向とは逆の方向に向かっていることを物語っています。戦後の倍以上に犯罪件数は増えているのです。

繊細な若者ならこう言う事態の推移に腹を立て、こう言う動きを許してきた大人を罵るのはやむ得ないことかもしれません。

けれども今の政権を選んできた多くの国民に腹を立てたところで、問題は解決しないでしょう。結果的には騙され続けてきたということですが、太平洋戦争で多くの国民は時の政権により戦争に参加させられました。命令で自分が正しいと思う思わないに関わらず、兵隊になるしかなかった。戦後民主主義になったという政治でも、情報は上から発せられ、会社や地域のボスの指示に従わなければ生きていけなかったわけですから、昔の兵隊さんと事情は同じようなものだと思います。

そこで思いましたのが、それじゃこれからどうするか。定年退職した団塊の世代の人なら、会社のしがらみも無くなり、地域に帰っても地域のボスともしがらみが少なく、比較的自由に動けるし、退職金や年金で食べるだけなら何とかなりそうだし、現役の時パソコンやインターネット活用はお手の物だし、人生経験は豊かだし、精神的にも体力的にもまだまだ大丈夫。世直しに一働きも二働きもできる年代だと思ったわけです。

自殺しなくてもすむ社会、犯罪が少なく安心して暮らせる社会、そうすれば若者が悲観したり厭世的になるのではなく希望を持って生きていかれる社会の実現もより可能になるのではないかなと思うのです。いかがなものでしょうか。

犯罪件数の推移
法務総合研究所 研究部ホームページより
http://www.moj.go.jp/HOUSO/2006/table.html#01



今日の写真は、飯田市のお隣、喬木村伊久間と言う所の荒廃して行く畑をお花畑にして多くの人に楽しんでいたこうと言う試みの写真です。明日から数日この地域のご紹介をします。

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