2007年8月 6日 (月)

徹底的に国政の無駄を省くには田中康夫前長野県知事の経験を生かす

昨日も書きましたように、安部自民党内閣の言うような税金の投入による経済界のてこ入れをして世界的な激烈な経済戦争に力をいてれて、財政状態を良くしようとしても全く功をなさないであろうことは過去11年の実績からして明らかです。

まずやるべきことは、予算の見直しをして無駄なことは切り捨て、談合や、天下りを無くすことだと思います。これなら、日本独自でできることなので、(多分これらをしても、日米安全保障条約で縛られないと思うので)参議院が主体となって諸法案を出し衆議院も巻き込んでこれをやる。長野県での実績からして一番確かなやり方であると思いますので、参議院で最大勢力である民主党と他の野党と組んで参議院から法案をどしどし提出して衆議院で国民の前で徹底的に議論してもらう。こうしないと、選挙で民主党の掲げたたくさんの公約もほとんど財政の裏づけが取れないまま、やはり自民党でないとだめかと言うことになってしまうのではないかと思います。

田中康夫さんは頑張ったのですが、与党になってくれたのは共産党だけと言う状況で悪戦苦闘をしていました。どうしてなのかと飯田地方の有力者にお聞きしたら、県知事は県民が直接選ぶが、県会議員、地方自治体の首長、議員は、地元の各組織を動員して選ばれる。それらの親分は過去どっぷりと談合と馴れ合いで名を成し財を成しそのお金と組織に乗っかって選ばれている。田中前知事のように直接県民に意見を聞くというようなやり方ではうまみがなくなってしまう。だから必死で潰しにかかっているわけだと言うのです。私が個人的に思いますのは、最後の決め手が銀行。銀行すじ、銀行と言うものは確かな借り手がたっぷりとお金を借りてくれなければ旨みがないですから、県がお金の使い方を絞り込んで借金をしなくなれば儲けは減るばかりです。田中知事の前の知事はあまりにも多く借金を抱え込んで、銀行すじでさえもこれではだめだと言うことで、田中前知事を応援したのですが、最後は見捨てました。

田中さんは組織を動かすのが得意でなかったようですので、参議院の各政党と組めば、民主党のように小泉前首相が言ったように基盤も政策もほとんど自民党と同じような党であれば、国民の監視の目がしっかりしていれば、田中さんが孤立してしまうことも無く緩やかであっても変化させることは出来ると思います。

国民には、党首会談などで直接見解を述べることができますから、それを聞いた国民が民主党や他の政党を監視していれば良いわけです。

田中さんは小説家で生一本という感じでしたが、世の中いろいろの階層があり、利害も対立しますから、組織的に動かなければ理想論も理想に終わってしまうと言うことだと思いますので、ぜひこれからは参議院で上手く働く場を作っていってほしいものだと思います。

新党日本ホームページ

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2007年6月12日 (火)

喬木村九十九谷の治山事業の歴史を読んで思うこと

Photo_63 昨日の九十九谷治山歴史館の壁に、その歴史を書いた看板があり、それを読みますと上流部の治山が下流部にいかに大きな影響を及ぼすかがわかります。
そのことに気がついた人がいて、自分の財産をかけてでも山の治山に取り組んだと言う人が回りからバカ呼ばわりをされても続け、県を巻き込んだ仕事に持っていったということが書かれています。
現在でも、時々自分の命を捨ててでも、人命救助に走った人の話が時々聞こえますが、臆病者の私には英雄伝に聞こえます。
小さい時から、親と共にこのような教育を受けて育った子供が多くなれば、だいぶよのなかも変わるのではないかと思った次第です。
現在の日本のリーダたちは、産、官、政治家、お金で繋がって国の財政を食い物にしている人が少なからずいると言うことは、こう言う先人に対して本当に失礼だと思います。
小さな子供をお持ちの方は、小さなときから世の中上手く立ち回ってお金にありつくことを狙った人ばかりではないと言うことを教えておいて頂きたいと思いました。

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2007年1月30日 (火)

読売新聞、風力発電には技術的基準が無いとの事

今年1月23日の読売新聞3ページにタイトルのような記事が載っていました。嘘だろうと思い読んで見ましたら、1月8日、青森県東通村の風力発電機が倒壊してこれについての記事の中で、風速60mに絶えられることになっているのに、現場にある記録では瞬間最大風速は25mで、羽の一部が壊れると言うのではなく、基礎部分のコンクリートがすっぽっと抜ける形で倒れていたとありました。今ある基準は建築基準法では「風速60mに耐えられること」と言うのと、電気事業法で基礎工事の部分について「構造上安全でなければならない」と言う規定しかなく具体的な方法はそれぞれの事業者や施工者の判断に任されているということです。風力発電自体は、CO2ガスを排出しないなど良い点も多いとは思うのですが、これでは心配です。多分この建設にも税金の補助があるのかもしれませんが、技術的にいいかげんな工事に税金が払われているとしたら大問題です。この件に関しまして詳しく知っていらっしゃる方がおられましたら書き込みをお願いします。資料の出所を明記していただきたいと思います。なおその後の新聞記事では伊那市で検討していた風力発電は検討の優先順位を下げたとありましたが、着手すると決めていたらおおもめにもめるところで市長の先見性がすばらしかったと思いました。頂いた情報は、30のブログでご紹介させて頂きます。1日平均の読者数は3千ページビューです。ぜひあなたのお持ちの情報を教えてください。

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